FTネジに対する下穴標準寸法と適正締付トルク
1.下記の表は標準寸法ですので、相手材質の硬さ、ねじ込む深さなどの使用条件によってわずかに調整して、最も使い易い寸法を選んで下さい。
2.下穴径が大きい程、容易にねじ込むことができ、小さ過ぎたときには、ねじ込むのが困難です。
3.相手材質の硬さが硬い程、ねじ込む深さが深い程、穴を大きく決めて下さい。
4.ねじの緩み止め効果を大きくするには、ねじ込むトルクが多少高くなっても穴径はやや小さ目にして下さい。
注:上記は4T普通ねじの一般的な使用の場合と同等の強度を必要とするときの値です・
「太字」のものはバーリング穴にすることを推奨します。
下穴径公差は原則として±0.05mmとしますが、テスト結果により設定することを推奨します。
適正締付トルク範囲は表記の値に対して±20%を原則とします。
相手材質が非鉄金属、樹脂等の下穴径はテストのうえ決めることを推奨します。